ホーム/長楽寺大屋根改修工事ご協力のお願い |
長楽寺大屋根改修工事について |
茅葺きの本堂には現在、安全屋根と呼ばれる鉄製の板が張られていますが、工事から50年が経ち、塗装ができないほど腐食が進んでいます。耐久年数はすでに超えており、葺き替えるしかない状況です。昨年より役員にて協議を行い、三社にて相見積もりを行い、施工業者を決定いたしました。 つきましては、別紙内容をご高覧頂き、ご協力賜りたくお願い申し上げます。 各位のご理解を賜り、後世につながるこの大事業にご助力のほど、よろしくお願いいたします。合掌 |
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令和五年七月二十日 如意山長楽寺 大屋根改修工事実行委員会 委員長 田中富雄 副委員長 室谷仙時 会計 松浦俊明 委員 中山利幸 井口幸一 |
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当寺院は、城北歴史年表によると、建立されたのは後村上天皇の南北朝時代、正平元年(1346)と記録されています。慶安二年(1649)には曹洞宗寺院として開かれました。慶安から安永までの歴史はよくわかっていませんが、戦火に遭い全焼したと考えられています。江戸中期・安永七年(1778)に本寺である洞光寺(篠山市東本庄)の二十三世、月渓先國大和尚は、この由緒ある寺院を復興すべきであるというご遺志によって、檀信徒の皆さまと共に多くのご寄進の故に再建され、現在に至ります。 兵庫県の資料など多くの文献には、門前より温泉が湧出し、湯治場でもあったと記録があることから、古くから地域の重要な場所でもありました。 開創から約七百年となる当寺院は、こうして多くの人々に支えられ、受け継がれ、いま、私たちの眼前に存在します。約20年前、十二代住職として任を受けたとき、必ず私の代で屋根の改修が必要であることは覚悟しておりました。先代の弟子であるということだけで、若輩であるにもかかわらず皆さまの大切な菩提寺に寝起きをさせていただき、檀信徒の皆さまにはこれまで多くのご厚情を賜り、毎日がありますこと名状し難く存じます。そのご恩に報いるためにも、微力ならがこの度の事業には全力を尽くす所存であります。 いま、こうして当寺院の歴史に新しい記録を刻む好機に、皆さまと取り組むことができますこと、深く感謝申し上げますとともに、どうか、この一世一代の大事業にご協力を賜り、大衆一如の思いにて次の世代へ託したく存じます。合掌 |
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令和五年七月二十日 如意山長楽寺住職 安達瑞樹 |
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当会の調べでは、茅葺きに安全屋根が設置されたのは、今から約五十年前の昭和49年(1974)。八世松田慶山大和尚の時に、多くの御寄進によって進められました。 | |||||
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これまで、皆さまの御協力により、補修工事を重ねてきましたが、塗装業者もこれ以上は塗装できないということでした。 |
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一,総事業費 17,500,000円 一,施工業者 (有)中山工務店 (丹波篠山市東新町) 一、工事内容 瓦型ガルバリウム鋼板による葺き替え ※現在の安全屋根を外し、下地を改修、茅を残したまま、新しい屋根を葺きます。 一、工期(予定) 令和五年九月一日より令和六年一月末 一、事業費予算について なるべく費用を抑える工事を業者と協議しました。なお、支出に関しては余裕をもって試算しています。 |
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○募集金額 650万円 現在までに11,000,000円を檀信徒皆さまと共に積み立ててきました。 (黒枝豆の売り上げ・住職の法話に伺った際のお礼などを含みます) ○ご志納いただきました金額 おかげさまで、91件1,081万円のご協力をいただきました。詳しい会計報告につきましては、改めてご報告させていただきます。 |
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本堂内に寄付額を設置させていただきました。 | |||||
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令和5年8月26日 工事の安全祈願を行いました |
令和5年9月15日 いよいよ、工事の開始です |
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令和5年9月下旬 工事の安全祈願を行いました |
令和5年9月下旬 茅が見えるようになりました |
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令和5年10月中旬 新しい下地が作られていきます |
令和6年1月下旬 棟ができてきました |
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令和6年1月上旬 棟中央に棟札を設置 |
令和6年1月上旬 瓦志納をいただきました方々のお名前を、瓦の裏に書かせていただきました |
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令和6年3月上旬 完成も間近です |
令和6年3月6日 無事に完成いたしました |
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この度は、多くの皆さまのご協力により、この大事業が円上しましたこと、住職、並びに役員一同、心より御礼申し上げます。 事業会計につきましては、改めてご報告させていただきます。 なお、記念品につきましては、北陸の業者様にご協力いただき、制作いたしました。能登半島地震被災地の早期復興を願うと共に、この大事業の円上が多くの皆さまのご多幸に繋がりますよう、祈念申し上げます。合掌 |
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